2月28日

今すぐに消えてしまいたい。死ぬのは怖い。苦しいのは嫌だ。眠ってそのまま目覚めなければ良い。目覚めたその瞬間はなぜか恐ろしいほど幸せだ。徐々に昨晩の記憶や自分の状況を思い出して手足が冷たくなる。その落差があまりにつらい。目覚めたくなかったのにどうして。子供や心優しい人ほどひどい流れで死んでしまうように思う。私のように才能も生産性もなく他人を傷つけるだけの極悪人がぼんやりと生き残る。この世から消えた方が良いのは間違いなく私なのに。またここに戻ってきてしまった。でもとりあえず2月は終わり。終わりは終わりだから今月達成したことを振り返る。逃げ道を一瞬見つけられた。インスタをつくった。ドローイングもした。編み物を再開した。何かを作ろうと手を動かした。考え方の悪い癖を抜くコツがわかった、と思っていたけど昨日今日でちょっと怪しい。簿記の資格をとれた。1ヶ月間、自分なりには頑張れたから焦らなくて大丈夫なはず。

今後やりたいこと。仕事を辞めたい。これに関してはもう何年も考え続けているからタイミングを見定めるしかないのではないか。収入が絡む問題は難しい。北海道に行きたい。3月に5連休を確保できそうなことに気付いたので北海道、できれば宗谷岬に行きたい。お金の工面をどうするかというところ。明日がSHOCKの当落なので、その結果次第で考えようと思う。当選していて4月に東京に行けるならそちらにお金をしっかり使うのも良い。逃げ道については、見つけられたと思ったけどまた見失った。私の本当の苦しみは誰にも話すことができない。インターネットの世界にも流せない。誰か気付いてくれれば良いのにと思う。誰でも良いから助けてほしい。全ての記録、全ての感情は私だけが閲覧できる場所に書き残している。だから私が死んだ後には誰かそれを見つけて掬い上げてほしい。私がのたうち回って生きた証拠。今私が感じている苦しみは、私が消えることでしかきっと理解してもらえない。それどころか消えたところで理解してもらえない可能性すらある。もっともっと全てを諦めて全てを捨てないといけないのだ。一定量の感情を殺さなければいけない。でもそれは信条に反する。だから今すぐにここからいなくなってしまいたい。私を繋ぎ止める美しい生き物がシピちゃんだ。彼女と北海道に引っ越す妄想をする。新幹線を乗り継ぎながら、全てを背中に置いて遠くに逃げていく。仕事も辞めて人間関係も全て切って今すぐに行動できたらどんなに楽で幸福だろう。私は馬鹿にされていて、私は見下されていて、私は搾取されている。愛されず求められず大切にもされず尊厳を踏み躙られながら、それでどうして留まっていられるのだともう1人の自分が言う。焦ってはいけない。少しずつ動いている。3月を間違えずにゆっくり歩くのだ。それで多分、本当に全部わかる気がする。留まるか消えるか。気がするだけ。祈りに近い。解放されたい、ただそれだけなのに。

シピちゃんは病院に疲れたのか19時頃からよく眠っていた。猫カビ完治の診断が下りて安心。昨年末に病院に連れていってから2ヶ月、予想していたよりずっと早い完治で嬉しい。そう考えると2ヶ月後なんてどうなってるかわからないんだから、悪い方に考えるだけ無駄だなあとも思う。12月、年末の精神状態を思い返すと2ヶ月でよくここまで立て直したとも。こんな世界で生きている意味があるんだろうか。努力する意味があるんだろうか。誰か私を愛してくれるんだろうか。調子の良い日と悪い日を交互に繰り返している。頭痛薬を飲んだから今日は良く眠れるはず。