11月16日

初の在宅。始業時間30分前まで布団に潜ったまま。昨日お休みしていた会社の人には在宅になる旨の書き置きを残していて、それを見てわざわざ朝に励ましのメールをくれた。純粋に嬉しくて、優しさに救われる。心配していたより普通に仕事はできたけど、自分が病人になってしまったような錯覚に陥る。心は落ち着いている。今日から薬を飲めるようになったのでその安心感があるのか、やっぱり会社がストレス因になってしまったのか。家の希望を不動産屋に伝えた。きっと良いところが見つかるだろうと、何となく思っている。それが私にとっての幸せなのかはわからない。きっと己がすり減っていく苦しい日々になるだろうと思う。この先もずっと、変わらずつらいことが続いていくんだろう。私はそれを全部理解した上で選んだのだ。逃げることもできないまま。

お風呂に入った後、髪の毛を乾かしてる最中に観劇のチケットをどこにやったかと不安になり、探しても出てこなくて、やっぱり捨ててしまったとしか思えない。捨てた心当たりがある。さすがに床に座り込んで泣いたけれど、それもすぐに収まる。今はとにかく感情を動かすことが一番しんどい。明日、元気だったら問い合わせてみようと思う。やっぱりバチが当たっている。何をする気力も、希望も、前向きな気持ちも出てこない。