1月26日

美しいことほど書けない。いつもそう。幸せなことほど書けない。だから寂しくなる。だから不安になる。

外回り仕事。シピの様子を見るために現場から一度家に帰りたい。JRは遅れ120分。逆方面の電車は動いてすらいないようで、仕方なく15分ほど歩いて私鉄の駅まで移動した。家に辿り着いてシピを放牧させながら昼ごはん。昨日作ったカレーの残り。時間まで和室に座っているとシピが膝に乗ってきて、お互いの体温が気持ちよくて一緒に少しだけ眠る。

 

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仕事を適当にこなして帰宅。自分は狡賢いというか、しっかりちゃっかりしている人間だと思う。少しのチャンスも逃したくない。言い訳はどこにも隙が無いよう構築する。被害妄想が膨らんでぐずぐずと暗い気持ちに襲われかける。立て直す。とにかく気を逸らすんだ。YouTube配信の通知がくる。22時まで逃げ切れ。自分への誕生日プレゼントとして、来週の有給を申請した。そうやってひとつずつ、自分で自分をかわいがってあげる。せめて簿記の復習だけでも、と机に向かう。20時半。お腹が減って集中も切れてしまって、まだ残っている暗い気持ちを消化しようとツイッターにしんどい、がんばれ、と書き込む。そうして腐らなければ神様はご褒美をくれる。感情のジェットコースター。鍋が食べたくてスーパーへ。日常。久しぶりにカクテキを買う。生活。 シピをお風呂に入れる。シピも人間もお風呂に慣れてきて、静かに手早く終わらせられるようになっている。ハーゲンダッツはいちご味が一番おいしい。セミダブルベッドが欲しい。嫌いな暖かさと好ましい暖かさの違いはなんなんだろう。どうかこの穏やかさがずっと続きますよう。